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中央協議会日本司教団公文書宗教と政治・憲法に関する文書
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麻生太郎首相の伊勢神宮参拝に抗議します

2009年1月9日

内閣総理大臣 麻生太郎 殿

日本カトリック正義と平和協議会
カトリック20条の部会
部会長 谷大二

麻生太郎首相の伊勢神宮参拝に抗議します

 佐藤栄作元首相が伊勢神宮に参拝して以来、首相による年初の伊勢神宮参拝が慣例のように続けられています。そして、2009年1月4日、麻生太郎首相は閣僚を同行して伊勢神宮に参拝しました。

行政の長にある内閣総理大臣や閣僚が伊勢神宮に参拝することは靖国神社に参拝するのと同様に憲法20条に定められた「政教分離」の原則に違反する行為です。また、憲法99条にも国務大臣などが憲法を遵守する義務を負うことが明記されています。
首相及び閣僚による年初の伊勢神宮参拝は政府と一宗教施設が深い結びつきを持つ印象を国民に与えることになります。このことは「国家神道」復活への意図があると感じざるをえません。

昨年、11月に日本の百八十八殉教者が列福されました。この殉教者たちは信教の自由、政教分離の大切さを現代のわたしたちに今も叫び続けています。わたしたちはこの殉教者の声に合わせて、首相及び閣僚の伊勢神宮参拝に強く抗議するとともに、憲法遵守の精神、基本的人権を守るよう麻生首相に強く要請します。

 

 

 

 

 

 

 

 

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