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シノドス(世界代表司教会議)と「提題解説」

「シノドス」とは

 シノドス(Synodus Episcoporum=世界代表司教会議)第13回通常総会が、来年2012年10月7日から28日まで、ローマで開催されることが決まり、すでに準備が始まっています。
 「シノドス」とは、もともと「ともに歩む」という意味のギリシア語で、一定時に会合する司教たちの集会のことです。教皇と司教たちとの関係を深め、信仰および倫理の擁護と向上、規律の遵守と強化のための助言をもって教皇を補佐します。また、世界における教会の活動に関する諸問題を研究します。
 シノドスは、提起された問題を討議し、教皇に意見を具申しますが、決定機関ではありません。会議に関する権限は、すべて教皇にあります。会議の招集、代議員の指名・任命、会議要綱の決定、会議の主宰、閉会、延期、解散などは教皇の権限で行われます。
 シノドスには、通常総会と臨時総会があります。特定地域または複数の地域に直接に関連する問題を取り扱う特別会議が開催されることもあります。通常シノドスは1967年の第1回からほぼ2〜4年ごとに開かれています。臨時シノドスは1969年と85年に、地域別の特別シノドスは1980年のオランダ特別シノドス以来9回行われました。
 

提題解説(Lineamenta)

 シノドスが開催される前に、教皇庁シノドス事務総局は、準備文書を各国司教協議会にあらかじめ送付します。この準備文書は「提題解説」(Lineamenta)と呼ばれます。
 今回のシノドスのために、各国司教協議会は、2011年11月1日までに、シノドス事務総局宛、「提題解説」の質問事項に対する「回答」を送ります。シノドス事務総局は、各国の司教協議会の「回答」に基づき、シノドス開催前に「討議要綱」(Instrumentum Laboris)を発表します。これが、実際にシノドス会期中に行われる議論の材料となります。なお、シノドスが開催された後、通例、教皇がシノドス後の使徒的勧告を公布しています。

 第13回通常総会のテーマは「キリスト教信仰を伝えるための新しい福音宣教」です。
 今回のシノドスの日本代表には、今年2月に開催された2010年度臨時司教総会で、福岡教区の宮原良治司教が選出されました。

 ここに掲載した「提題解説」は、今回のシノドスのために2011年2月2日付で全世界の司教たちに8か国語(英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・ラテン語・ポルトガル語・ポーランド語・スペイン語)で送付されたテキストを訳出したものです。原文は以下の教皇庁のウエブサイトでご覧いただけます。
http://www.vatican.va/roman_curia/synod/index.htm

 なお、格別に「リネアメンタ」に対するご意見がある場合は、ご自分が所属する教区の教区事務所宛お寄せください。修道者・使徒的生活の会会員は所属する会本部にご意見をお寄せください。教区で働く修道司祭は所属教区事務所にご意見をお送りいただいて結構です。


(2011.6.22)

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