お告げの祈りとアレルヤの祈りとは?

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大天使ガブリエルがマリアに救い主の母となることを告げた(受胎告知)ことを記念して唱える祈り。一日に3回、朝6時、正午、夕方の6時に唱えます。Angelus Domini nuntiavit Mariae (主の天使がマリアに告げた)というラテン語の冒頭のことば「天使」に基づいて「アンジェラスの祈り」とも呼ばれています。またこのときに鳴らされる鐘をお告げの鐘(アンジェラスの鐘)と呼んでいます。この習慣は、13-14世紀頃に始ったといわれています。

復活節中(復活の主日から聖霊降臨の主日まで)は、このお告げの祈りの代わりにRegina caeli laetare alleluja(天の元后、喜びたまえ、アレルヤ)を唱えます。
バチカンでは教皇が正午に、教皇公邸書斎の窓から、サンピエトロ広場に集まった信者とともに「お告げの祈り」または「アレルヤの祈り」を唱えています。

「お告げの祈り」と「アレルヤの祈り」関連書籍

「お告げの祈り」と「アレルヤの祈り」の口語訳は、『日々の祈り(改訂版)』(カトリック中央協議会2005年刊)30-34頁に掲載されていますので、ご参照ください。





「お告げの祈り」と「アレルヤの祈り」でのことば

下記のページで「お告げの祈り」と「アレルヤの祈り」の前に行う教皇の講話について、日本語訳がご覧になれます。(随時更新中)

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