高松・新潟両教区に新司教

教皇ヨハネ・パウロ2世は、ローマ時刻5月14日正午(日本時刻 同日19時)、フランシスコザビエル溝部脩司教(現 仙台司教、カトリック サレジオ修道会員)を高松司教に、タルチシオ菊地功(きくち いさお)神父(現 カトリック […]

教皇ヨハネ・パウロ2世は、ローマ時刻5月14日正午(日本時刻 同日19時)、フランシスコザビエル溝部脩司教(現 仙台司教、カトリック サレジオ修道会員)を高松司教に、タルチシオ菊地功(きくち いさお)神父(現 カトリック神言修道会日本管区長)を新潟司教に任命すると発表しました。後任の仙台司教の人事は、追って発表される予定です。
なお新司教の叙階式ならびに両司教の着座式の場所と日取りは、現在 未定です。

高松司教に任命された溝部脩司教は、2000年9月に仙台教区長として司教に叙階され、現在に至っています。司教に叙階される前は、カトリックサレジオ修道会の養成責任者や日本管区長を務めると同時に、上智大学神学部などで教鞭をとりました。その後、長崎の神学院の院長として神学生の養成に携わるなど、カトリック教育に対する優れた見識が評価されています。現在、カトリック日本司教協議会の学校教育委員会委員長、殉教者列福調査特別委員会委員長、本年6月から同協議会の常任委員。主な著書に「キリシタン地図を歩く」(ドンボスコ社1995年)、「朝の光の中に」(ドンボスコ社2003年)があります。

新潟司教に任命された菊地功被選司教は、岩手県宮古市出身で46歳。現在は、カトリック神言修道会の日本管区長。ガーナでの宣教の経験を活かし、早くから発展途上国の援助に力を注いでいます。カトリック日本司教協議会の国際協力委員会で、1995年9月から6年間、委員を務め、現在は同協議会の社会活動部門であるカリタスジャパン援助部門の秘書・実務責任者や、国際カリタスの役員も兼ねるなど、社会活動の実践で知られています。著書に「二十一世紀を歩む教会共同体」 (新世社 2001年)、訳書に「キリスト者小共同体」(新世社2002年) があります。

カトリック高松教区

香川・愛媛・徳島・高知の四国4県にあるカトリック教会施設を管轄。 小教区25、神学院1、大学1、短期大学1、中学高等学校2などがある。

カトリック新潟教区

新潟・山形・秋田の三県にあるカトリック教会施設を管轄。 小教区33、短期大学2、中学高等学校2などがある。

この件に関するお問い合わせ先

カトリック中央協議会 広報
電話:03-5632-4414  E-mail:お問い合わせフォームからお寄せください

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