東京大司教区に補佐司教任命

教皇ヨハネ・パウロ2世は、ローマ時刻11月29日正午(日本時刻 同日20時)、東京大司教区司祭のヤコブ幸田和生(こうだ かずお)師を、東京大司教区の補佐司教に任命すると発表しました。司教叙階式の日取りは、追って発表されま […]

教皇ヨハネ・パウロ2世は、ローマ時刻11月29日正午(日本時刻 同日20時)、東京大司教区司祭のヤコブ幸田和生(こうだ かずお)師を、東京大司教区の補佐司教に任命すると発表しました。司教叙階式の日取りは、追って発表されます。
東京大司教区の補佐司教に任命された幸田和生被選司教は、1955年3月11日 東京生まれで現在49歳。1985年に司祭に叙階され、カトリック高幡教会主任司祭や東京カトリック神学院の養成担当などを経て、現在、東京大司教区本部事務局で宣教司牧部長を務めています。
東京大司教区に補佐司教が誕生するのは、森一弘司教(1985年2月就任)が、2000年6月に引退して以来4年半ぶりです。
幸田和生被選司教の補佐司教就任により、東京大司教区は、かねて推進している新しい宣教司牧体制への取り組みに、いっそう弾みがつくものと期待されます。
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補佐司教(episcopus auxiliaris)
各教区は、その責任者である教区司教の要請により、必要に応じて補佐司教を置くことができます。補佐司教は、教会法第405条の定めにより、その名のとおり、教区司教を全面的に助けます。また教区司教の不在、あるいは支障のあるときは、教区司教の職務を代行します。そこで教区司教は、通常、補佐司教を司教総代理に任命し、教区の運営に関する重要事項に関して、他の役職者に優先して協議します。

協働司教(episcopus coadiutor)との違い
教区司教を補佐するという通常の働きにおいて、補佐司教と協働司教の間に大きな違いはありません。しかし協働司教は、司教座が空位になったとき、直ちに後継司教として、教区司教に着任します。補佐司教は、継承権をもっていません。

司教叙階式のお知らせ

■日時 2005年2月19日(土)午前11時~
■場所 東京カテドラル聖マリア大聖堂
■主司式司教 岡田武夫東京大司教

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