フランシスコ佐藤敬一 前新潟司教帰天

教会一致運動に尽力。享年76歳 前新潟教区司教でフランシスコ修道会日本管区長を務めたフランシスコ佐藤敬一(さとう けいいち)司教は、1月2日、午前9時44分、心不全のため、静養先の札幌市にある病院で帰天した。享年76歳。 […]

教会一致運動に尽力。享年76歳

前新潟教区司教でフランシスコ修道会日本管区長を務めたフランシスコ佐藤敬一(さとう けいいち)司教は、1月2日、午前9時44分、心不全のため、静養先の札幌市にある病院で帰天した。享年76歳。 通夜は1月4日(火)午後7時、葬儀・告別式は、1月5日正午から、新潟カテドラルで執り行われた。喪主は、菊地功新潟司教。

佐藤敬一司教は、1928(昭和3)年4月11日、北海道上川郡生まれ。18歳のとき、カトリックの洗礼を受けた。北海道大学工学部を卒業後、1955(昭和30)年にカトリックフランシスコ修道会に入り、1962(昭和37年)、34歳で司祭に叙階された。1977(昭和47)年、フランシスコ会日本管区の創立に伴い、初代管区長に任命された。1985(昭和60)年、57歳で司教に叙階され、2004年5月まで、19年間、新潟司教を務めた。その間、日本司教協議会の司祭生涯養成委員会委員長、エキュメニズム部門担当司教などを歴任した。 祈りに満ちた温厚な人がらで信徒から敬愛された。

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