病室で執務を再開

教皇庁のナバロ報道官は、3月10日、教皇ヨハネ・パウロ2世の健康状態についてつぎのように発表しました。教皇はできるだけ早くバチカンに戻ることを希望していますが、医師団の勧めに従って、もう数日、ジェメッリ病院に留まることに […]

教皇庁のナバロ報道官は、3月10日、教皇ヨハネ・パウロ2世の健康状態についてつぎのように発表しました。教皇はできるだけ早くバチカンに戻ることを希望していますが、医師団の勧めに従って、もう数日、ジェメッリ病院に留まることになりました。しかし教皇は、3月20日の枝の主日までにはバチカンに戻り、聖週間の典礼に姿をみせる見通しです。 バチカン内ではできない治療をジェメッリ病院で受けているかとの記者団の質問に対し、報道官はこれを否定し、教皇はすでに治療の段階を終え、現在は回復期にあると述べました。教皇は、病室で教皇庁の閣僚たちと職務上の会合を繰り返しており、実質的には執務を再開しています。 また教皇は、3月13日(日)、サンドリ大司教が代理を勤める正午のアンジェルスの祈りの後、病院の窓から挨拶と祝福を送る予定です。

(3.11)

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