重篤な容態のうちにも祈る教皇

ナバロ報道官による1日正午過ぎの発表では、前晩から続く尿路感染症から引き起こされた教皇の非常に重い症状に変わりはなく、血圧も不安定です。しかし、教皇は完全に明晰な意識と、大きな落ち着きを保たれています。朝には十字架の道行 […]

ナバロ報道官による1日正午過ぎの発表では、前晩から続く尿路感染症から引き起こされた教皇の非常に重い症状に変わりはなく、血圧も不安定です。しかし、教皇は完全に明晰な意識と、大きな落ち着きを保たれています。朝には十字架の道行きの各場面の朗読に注意深く耳をすませられ、朗読の間に十字のしるしをされました。さらにその後、聖務日課を唱えられました。また、教皇は午前中、ソダノ国務長官や、枢機卿会の長であるラッツィンガー枢機卿ら側近を数名迎え入れられました。この後、正午少し前には、聖書の朗読を頼み、それにじっと耳を傾けられていたということです。

(4.1-20:30)

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