教皇の埋葬場所

5日午前10時(日本時間5日午後5時)から行われた、2日目の第3回枢機卿総会(1日目には2回開催)の結果について、5日、ナバロ報道官から発表がありました。

総会には現在ローマにいる91名の枢機卿のうち88名が参加しました。故教皇ヨハネ・パウロ二世の遺体は、故教皇の遺志に従い、サンピエトロ大聖堂の地下墓地の、福者ヨハネ二十三世が埋葬されている場所の土中に埋葬されます。ちなみに、1963年に逝去した福者ヨハネ二十三世は、2000年の列福の際に現在の場所に移葬されています。なお、コンクラーベが開始される日はまだ決まっておらず、故教皇の遺言もまだ枢機卿会議で読まれていません。この発表の際に、教皇儀典室儀典長のピエロ・マリーニ大司教から、コンクラーベの規則についての説明も行われました。マリーニ大司教によると、新教皇が選出されたことをシスティナ礼拝堂のストーブの白い煙によって知らせる際に、同時に祝いの鐘も鳴らされるそうです。

(4.6-8:00)

PAGE TOP