コンクラーベは4月18日から開始

4月6日の10時(日本時間同日午後5時)からシノドス・ホールで開催された第4回枢機卿総会の結果について、同日、ナバロ報道官から発表がありました。

会議には116名の枢機卿が出席し、そのうち31名は新たにローマに到着した枢機卿です。現在ローマには122名の枢機卿がいます。故教皇ヨハネ・パウロ二世の葬儀については、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ教会に遺体を運ぶ行列は行わないことになりました。6日の会議では、教皇の遺言が読まれました。遺言は教皇の母国語であるポーランド語で書かれており、イタリア語に訳されて7日に公開される予定です。新教皇選出のためのコンクラーベは、4月18日(月)に開始されることが決まりました。枢機卿たちは、当日の朝午前10時にサンピエトロ大聖堂でミサをささげた後、午後からシスティーナ礼拝堂に入って、コンクラーベを開始します。最後に、ナバロ報道官は、2003年9月28日に親任された31名の枢機卿のうち、「イン・ペクトーレ(心の中に)」と呼ばれる、名前の公開を留保された1名の枢機卿について、故教皇が生前にその名を公開しなかったことが確認されたことを明らかにしました。

(4.7-8:00)

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