教皇の墓への一般訪問を4月13日から開始

4月11日に行われた第7回枢機卿総会について、同日ナバロ報道官から発表がありました。

枢機卿総会には134名が参加しました。うち3名は新たにローマに到着した枢機卿です。総会では規定に従って(使徒憲章『使徒座空位と教皇選挙について』7参照)、籤で3名の補佐役の枢機卿を決めました。選ばれたのは、国務省長官を務めていたアンジェロ・ソダーノ枢機卿、タンザニアのダルエスサラーム大司教のポリュカルプ・ペンゴ枢機卿、そして教皇庁キリスト教一致推進評議会議長を務めていたヴァルター・カスパー枢機卿です。3人はカメルレンゴのソマロ枢機卿とともに、枢機卿会議の特別集会に参加します。任期は3日間です。枢機卿たちは、司教と司祭に対して、ローマ・ミサ典礼書の「教皇選挙のための」祈願を用いてミサをささげるように願いました。また、コンクラーベに備えるこの時期に、すべての神の民が、聖霊が枢機卿たちを支えてくれるように、熱心な祈りを行うように求めました。枢機卿総会では、使徒座空位期間の経費の検討を始めました。今後、総会は午前10時からではなく、午前9時から開始します。サンピエトロ大聖堂の地下墓地に埋葬された故教皇ヨハネ・パウロ二世の墓への一般信者の訪問は、4月13日午前7時(日本時間同日午後2時)から可能となります。

(4.12-10:00)

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