コンクラーベのための最初の黙想

4月14日午前9時(日本時間同日午後4時)から行われた第10回枢機卿総会について、同日、ナバロ報道官から発表がありました。

枢機卿総会には142名の枢機卿が参加しました。聖霊の恵みを祈ってから、教会の諸問題と、新教皇をよく識別して選出することに関する、2つの黙想(使徒憲章『使徒座空位と教皇選挙について』13d参照)のうちの最初のものが、ラニエロ・カンタラメッサ神父(カプチン・フランシスコ修道会)によって行われました。黙想の終わりに、枢機卿たちは沈黙と祈りの時間をもちました。特別集会のための補佐役の枢機卿3名(任期3日)が、新たに籤で選ばれました。選ばれた3名は、教皇庁司教省長官を務めていたジョヴァンニ・バッティスタ・レ枢機卿(71歳)、ホンジュラスのテグシガルパ大司教のオスカル・アンドレス・ロドリゲス・マラディアガ枢機卿(62歳)、そして教皇庁福音宣教省長官を務めていたクレシェンツィオ・セペ枢機卿(61歳)です。枢機卿たちが宿泊するドムス・サンクタエ・マルタエの部屋割りを決めるための籤引きも行われました。使徒憲章『使徒座空位と教皇選挙について』のいくつかの点の解釈を明確にした後、枢機卿たちは、教会と世界の状況に関する意見交換を再開しました。最後に「天の元后(レジナ・チェリ)」の祈りを唱えて、総会は閉会しました。

(4.14-22:00)

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