第12回枢機卿総会の報告

16日(土)に行われた第12回枢機卿総会について、同日、ナバロ報道官から発表が行われました。

総会には143名の枢機卿が参加しました。聖霊への祈り(アドスムス)を唱えてから、本日到着したエドワード・カシディ枢機卿(80歳)が誓約を行いました。カメルレンゴのエドゥアルド・マルティネス・ソマーロ枢機卿が枢機卿を代表して、この日78歳の誕生日を迎えた主席枢機卿のヨゼフ・ラッツィンガー枢機卿に祝いの言葉を述べました。17日(日)17時にドムス・サンクタエ・マルタエに入ること、18日(月)午前10時に「教皇選出のためのミサ」がささげられること、同日午後4時30分にコンクラーベを開始することに関する指示が行われました。ラッツィンガー主席枢機卿が、ローマに来られなかった枢機卿からのメッセージを朗読し、枢機卿団を代表して謝辞を述べました。『使徒座空位と教皇選挙について』13g条に従い、カメルレンゴのソマーロ枢機卿が故教皇の漁夫の指輪と、教皇文書に押される鉛の印を破壊しました。『使徒座空位と教皇選挙について』のいくつかの点についての注意が述べられた後、教会と世界の問題についての意見交換が行われました。「天の元后(レジナ・チェリ)」の祈りを唱えて、最後の枢機卿総会が閉会しました。

(4.18-16:00)

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