東北地方太平洋沖地震の被害状況について(第二報)

東北地方太平洋沖地震によるカトリック仙台教区の被害状況について、3月16日午後5時42分に仙台教区本部事務局よりカトリック中央協議会あてに二回目の報告が届きましたので、お知らせします。

Sent: Wednesday, March 16, 2011 5:42 PM
Subject:東北関東大震災の件

主の平和!
仙台教区の小松です。

日に日に惨劇が増している現状です。
その中で皆さま方の有形無形の援助、励まし、祈り、本当に有難うございます。
第1報から2日経ち、本当に少しずつではありますが、寄せられた情報を報告いたします。

  • ラシャペール師の通夜を昨晩元寺小路教会で執り行いました。
  • 教区内のカトリック幼稚園の園児が各地で数名亡くなりました。
  • 16日午前に教区内で働く司祭の無事が確認できました。
  • 修道者及び信徒の無事を確認するにはまだまだ時間が掛かりそうです。
  • 教区内の諸事業体の関係者(学校の生徒、幼稚園の園児等も含む)の安否も確認するには時間が掛かる模様です。
  • 青森県の教会は大きな被害はありませんでした。
  • 岩手県の教会は釜石教会が津波により、1階部分が浸水しました。津波の心配があった宮古教会幼稚園ともに大丈夫でした。
  • 宮城県の教会は古川教会と築館教会は聖堂内部に入るのは危険と判断。
  • 石巻、米川、気仙沼は未だに詳細不明ですが、気仙沼に関しては、カトリック幼稚園が避難場所に使われているのをテレビで観たとの情報もあります。
  • 福島県は沿岸部の小名浜教会が壊滅状況です。

以上が現段階で新たに分かった情報です。2日間で、たったこれだけの情報しか入りません。それだけ通信が寸断されているということだと理解して下さい。今後、新たな情報が入り次第また報告いたします。
それでは有難うございます。

カトリック仙台司教区
教区本部事務局
小松 史朗
〒980-0014 青葉区本町1-2-12
Tel 022-222-7371
Fax 022-222-7378

PAGE TOP