仙台教区「〈東北関東大震災〉募金の呼びかけのお願い」

仙台教区から小松史朗事務局長の手紙とともに、平賀徹夫司教の「〈東北関東大震災〉募金の呼びかけのお願い」が届きました。小松事務局長の手紙とともに掲載します。

Sent: Thursday, March 17, 2011 12:22 PM
Subject: 仙台教区募金呼びかけの件

主の平和!
仙台教区の小松です。

時間の経過とともに、目を覆い、耳を疑いたくなるような情報に戸惑いながらも、少しずつ、前に進もうとしています。
昨日、被災者支援を目的に「仙台教区サポートセンター」を開設いたしました。
さらに、全国のカトリック教会の方々に向けて、仙台教区から募金の呼びかけを行うことに致しました。
ご承知のとおり、カリタスジャパンでも募金呼びかけは行っておりますが、カリタスジャパンは広く被災者の為が目的でありますが、仙台教区の独自の呼びかけは、直接教区として教区内の教会のため及び、信徒の方々のために使うことが出来ます。
募金をして下さる方々に選びが招じて混乱を招く恐れがありますが、対応の程よろしくお願い致します。

教区本部事務局
小松 史朗


日本の教会の皆さま                   2011年3月17日
カトリック仙台司教区
司 教 平賀 徹夫

<東北関東大震災>募金の呼びかけのお願い

 3月11日午後2時46分頃、国内観測史上最大マグニチュード9.0を記録した巨大地震が発生しました。この地震は、仙台教区の青森から福島までの教区全体を最大震度7で揺り動かし、教区内沿岸部の教会がある殆どの街々を最大10メートルを超える大津波によって飲み込みました。連日の報道は、目を覆いたくなるような惨劇と救わなくてはならないいのちを映し出しています。失われた尊いいのちは残念ながら1万5千人を超え(3月17日現在)ています。

 仙台教区では、青森、岩手、宮城、福島の教区民一丸となって、各県の復興をカトリック教会の力で支えようと動き始めます。教会の信徒の方々はもとより、被害にあった方々への緊急支援、生活回復支援を行います。震災後5日目の3月16日には救援ボランティア活動を支援し、救援物資への対応などを行う「仙台教区サポートセンター」をカリタスジャパンと連携して、仙台司教区センター元寺小路教会に開設いたしました。
この震災においてカリタスジャパンで呼びかけている募金は「仙台教区サポートセンター」のため及び、カリタスジャパンがこの震災で被災された様々な地域の方々のために幅広く行う支援活動に使われます。
そして、この度皆さまに呼びかける募金は、仙台教区内の教会及び、教会関係の諸施設の復興と被災した信徒及び、その家族の支援のために使われます。

復興へは長い時間を要するものと考えておりますが、神さまへの信頼と皆さま方からの温かいご支援の基で復興への道のりを一歩ずつ進んで参りたいと考えております。
皆さまご協力をよろしくお願い申し上げます。

 募金受付口座は次のとおりです。

郵便振替口座番号:02260-9-2305
加入者名:カトリック仙台司教区本部事務局
通信欄には「東北関東大震災仙台教区支援」とお書き願います。

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