さいたま教区「サポートセンター」からのお知らせ(その一)

避難者受け入れに関する現況について

十 主の平和

 被災者・避難者の受け入れの「緊急のお願い」に多くの教会と修道院から温かいお返事をいただき心から感謝しています。そして、いつでも受け入れられる準備をして待ってくださっている皆様に、この件についての現況についてご報告いたします。

すでに、TV報道等でもご存知の通り、今回の大震災ならびに原発事故についての被災者・避難者の救援に当たっては多くの自治体が積極的に受け入れに動かれ、街ぐるみ、施設ぐるみの受け入れが行なわれました。(例 : 教区内では、さいたま市さいたまアリーナ、鹿沼市、加須市など)
そのため、火急のときはほぼ過ぎたのか、現在までのところ、具体的な受け入れ要請は教区サポートセンターには来ておりません。
ただ、幼児などを抱えて、避難所での生活に困難を感じられる家族もあるとのことで(仙台の避難所では、夜、車の中で過ごす母子もいたそうです)、そのときはさいたま教区内の教会や施設などを使っていただけるのではと考え、避難所へお知らせしてゆこうと考えています。
具体的な希望が出ましたときはお申し出くださった中から希望に最も適うところを選択して、改めてご連絡しお願いを申し上げますので、それまではお待ちくださいますようお願いいたします。
なお、救援ステーションの立ち上げが始まりましたので(栃木県北と茨城県)、救援ボランティアの登録者の方々には間もなく具体的にお願いをしたいと考えております。

 被災者の方々の生きる姿に励まされて、力を併せて進みたいと思いますので、どうかよろしく。

以上

カトリックさいたま教区サポートセンター
事務局長 矢吹貞人
カリタスさいたま クレーバー・デ ソーザ

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