仙台教区サポートセンターの報告(2011年4月1日)

4月1日(金)時点での、カトリック仙台教区サポートセンター・センター長補佐の小松史朗師からの報告です。

  ボランティア受け入れのためのベースが、宮城・塩釜、石巻両教会に開設されていたが、4月2日(土)、新たに岩手・釜石教会にも開いた。今回の震災では、ボランティアが寝泊まりできる場所の確保が困難なようで、これら教会のベースは、信者でない人たちもインターネットや人づてで見つけて利用している。

 ベースはないが、岩手・大船渡教会や宮城・気仙沼教会には物資を定期的に送るようになった。
  気仙沼には2便送った。缶詰などの食品や、下着や衛生用品、おむつなど。第1便を送ったところ、フィリピン人の被災者が必要としていて、すぐにはけた。同じものをすぐ送り、第3便もまた送る。行政から送られる食料などの物資には含まれない、生活用品や薬など、かゆいところに手が届くよう、必要なものを送ることにしている。
  提供している物資は、全国からサポートセンターへ送られているもの。不足している場合はカリタスジャパンで調達している。物資を送りたい場合は、サポートセンター(電話090-1217-3233、080-6003-8647)に、何を送るべきか確認が必要。

 そのほかの動きとしては、日本女子修道会総長管区長会が「シスターズ・リレー」と名づけ、修道女を交代でサポートセンターに数人ずつ送ることを決め、すでに第1陣が入っている。

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