さいたま教区サポートセンター報告(2011年4月5日)

避難所対策 教区内の施設を開放して避難所生活が困難な家族を受け入れている。優先順位を 小さな子どもと一緒に避難している家族 障害者と生活している家族 犬と一緒に生活を望む家族 として行政、ビラくばりなどを通して呼び掛けて […]

避難所対策

教区内の施設を開放して避難所生活が困難な家族を受け入れている。優先順位を

  1. 小さな子どもと一緒に避難している家族
  2. 障害者と生活している家族
  3. 犬と一緒に生活を望む家族

として行政、ビラくばりなどを通して呼び掛けている。(ビラ参照)
現在、1家族(老人、障害者)入居。4家族ほどが希望している。ホームステイは需要が少ない。この情報が被災者に十分情報が伝わっていないことが今の課題。

ボランティア派遣

鹿島、水戸ステーションは休止に。現在はi日立ステーション、ii湯本ステーション、iii松ガ峰ステーションの3つのステーションで活動中。

日立ステーション

3月22日から入る。日立教会を拠点に被災者の信徒などを中心に訪問。市社会福祉協議会の要請によりボランティア派遣などに協力する。
4月1日から3日まで横浜教区の佐久間医師が入り、避難所などを訪問。
一字帰国していたフィリピン人などが戻り始めたので、4月4日からネルソン神父(フィリピン人)を派遣し、日立・湯本のフィリピン人の状況把握と司牧訪問を行っている。

湯本ステーション

3月25日から、聖公会聖テモテ教会を拠点とする超教派支援活動に吉川神父他3名を派遣して参加した。訪問司牧、老人ホーム、障害者施設への物資供給などの活動を行っていた。この活動は4月6日で解散となる。
3月28日から日立ステーションから小名浜教会に派遣し、小名浜・小湊など被害の大きなところの支援活動に入った。いわき教会信徒たちの協力により、司牧訪問、物資供給(避難所、被災住民に水、生鮮野菜、灯油など)を行う。独居老人宅に弁当、物資を供給し、安否確認と傾聴を行う。
生鮮野菜は喜ばれた。4月3日ころからガソリンスタンド、スーパーなども開店し始めたので物資供給はストップする。
4月3日(日)午後、平賀司教と谷司教がいわき教会で信徒とともに簡単な会合を持ち、いわき市はさいたま教区サポートセンターでカバーすることを確認し、正式に湯本ステーションとして発足した。今後、湯本教会を拠点として、いわき地区の信徒の協力により、活動を始めることになった。いわき教会の信徒たちの活動、協力には目覚ましいものがあり、ボランティアの活動も広がることが期待される。
4月4日から、マルコ神父、シスター2名に傾聴ボランティアを主な活動として派遣した。派遣前にウェイン神父による傾聴講座を行った。

松ガ峰ステーション

主として避難所となっているところへの支援活動を中心にして動き始めている。松ガ峰は大田原教会とも連絡を取りながら、活動を進めている。

その他の活動

栃木県内にあるカトリック系の社会福祉法人イースタービレッジ(養護老人ホーム、自立援助ホーム、児童養護施設)、マ・メゾン光星などは県を通して東北地方の利用者の受け入れ要請が来ている。出来る限りの協力を行うように各施設に教区としてお願いした。受け入れのために被害にあった建物の修理は緊急に行うように指示した。


参考(ビラ)
個室(研修施設等)・1戸建ての家などで皆さんを受け入れます。
埼玉・群馬・栃木県内のカトリック教会関係の施設です。
家族単位で、長期滞在可。
(風呂、台所など有、電化製品、家財道具など相談に応じます。)
費用(住居費、水道光熱費など)は無料です。
施設近隣のボランティアによってサポートします。
まず、登録してください。登録用紙があります。お電話でも登録できます。
希望者が多い場合は次の順で優先させていただきます。

  • 小さなお子さんをと一緒に避難されている方
  • 大きな避難所では生活が困難な方
  • 犬と一緒にお住みになりたい方を登録された方

登録されましたら、こちらから連絡をとります。(宗教は問いません)
問い合わせ先 連絡先(登録の時、希望や事情などもお伝えください)

カトリックさいたま教区サポートセンター
090-9972-4946
048-831-3150(さいたま教区事務所)

担当者  やぶき、すえむら、おざき、他

PAGE TOP