種々の機会のミサの公式祈願「困難の中で 二」の試用について

2011年4月7日(木)開催の日本カトリック司教協議会常任司教委員会において、『ローマ・ミサ典礼書』規範版に記載されている種々の機会のミサの公式祈願「困難の中で 二」を試用することが承認されました。これは、東日本大震災の被災地ならびに被災者のためにミサをささげる際に使用することができるよう、日本カトリック典礼委員会が準備したものです。「困難の中で 一」は現行『ミサ典礼書』1018~1019ページに掲載されています。

困難の中で 二(PDF)

shogenなお、困難の中にある人々のためにミサをささげる際には、以下のような聖書朗読箇所等を用いることができます(『朗読聖書の緒言』94ページ参照:右表紙)。
・旧約聖書
(1)哀歌3・17-26 (2)ダニエル補遺・アザルヤ2, 11-20 (3)エステル(ギ)C・1-4, 8-10
・新約聖書
(1)ローマ8・18-30 (2)ローマ8・31b-39 (3)ヤコブ1・2-4, 12 (4)黙示録21・1-5a, 6b-7
・答唱詩編
(1)詩編80・2ac+3b, 5-7(『典礼聖歌』80①②③)
(2)詩編85・2-4, 5-6, 7-8(『典礼聖歌』81①②、111①②、127①②)
(3)詩編123・1-2a, 2bcd(『典礼聖歌』116①栄唱)
・アレルヤ唱(詠唱)
(1)詩編33・22
(2)二コリント1・3b-4a(『典礼聖歌』275⑪[ミサ当日の旋律を使用])
(3)ヤコブ1・12
・福音朗読
(1)マタイ7・7-11 (2)マルコ4・35-41 (3)ルカ18・1-8

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