教皇庁広報部の2月20日の発表

2月20日(水)、教皇庁広報部のフェデリコ・ロンバルディ報道官は記者団の質問にこたえて次の発表を行いました。

教皇ベネディクト十六世は近く、当然ながら教皇空位期間の開始前に、自発教令を公布することを検討しています。それは、過去数年の間に生じた、コンクラーベに関する使徒憲章『ウニヴェルジ・ドミニチ・グレジス――使徒座空位と教皇選挙(1996年2月22日)』に関するいくつかの問題点を解明するためです。

(報道官から見て)教皇が、コンクラーベ開始日に関する問題をはっきりさせるのが必要ないし適切であると考えるかどうかは分かりません。自発教令が公布されるかどうか、また公布されるならいつなされるかは、今後を待たなければなりません。たとえば、コンクラーベに関する他の文書、すなわち『コンクラーベ儀式書』(Ordo Rituum Conclavis)と完全に一致するために、いくつかの点を解明する必要があります。いずれにせよ、すべては教皇の判断にかかっています。この自発教令を公布する場合は、しかるべき手段を通じて告知されます。

PAGE TOP