第4回枢機卿総会の報告

3月6日(水)午後1時(日本時間同日午後9時)、教皇庁広報部のフェデリコ・ロンバルディ報道官は第4回枢機卿総会に関して次の発表を行いました。

第4回枢機卿総会は3月6日(水)午前9時30分から12時40分まで開催されました。総会は昼の時課の祈りで始まりました。

総会には153名の枢機卿が出席しました。新たに到着した次の4名の枢機卿が宣誓を行いました。カール・レーマン枢機卿、アントニオス・ナグイブ枢機卿、ジョン・湯漢(トン・ホン)枢機卿、フリードリヒ・ヴェッター枢機卿です。最初に挙げた3名は教皇選挙権を有する枢機卿なので、現在到着している教皇選挙権を有する枢機卿の総数は113名です。教皇選挙権を有する枢機卿はあと2名がこれから到着する予定です。

ソダーノ首席枢機卿が3名の枢機卿の誕生日を祝いました。昨日(3月5日)80歳となったヴァルター・カスパー枢機卿、この日(3月6日)75歳を迎えたフランチェスコ・コッコパルメリオ枢機卿、3月7日に77歳を迎えるユリオ・テラサス・サンドバル枢機卿です。

午前中の総会の中で18名の発言がありました。発言回数は第1回以来、これで通算51回となります。次の分野に関するテーマが取り上げられました。現代世界における教会と新しい福音宣教の必要性。聖座と教皇庁諸省と司教団との関係。未来の教皇への期待と未来の教皇像。

発言者は可能なかぎり発言時間を5分以内とするよう求められました。制限時間が来たことは発言者にしるしで知らされました。

明日3月7日(木)は午後にも5時から7時まで総会が開かれることが決議されました。

枢機卿の全員が、この日(3月6日)の午後5時からサンピエトロ大聖堂主祭壇で開催される祈りに可能なかぎり参加するよう招かれました。祈り(ロザリオ、聖体顕示、短い聖体礼拝、夕の祈り、聖体賛美式)はサンピエトロ大聖堂首席司祭のアンジェロ・コマストリ枢機卿が司式します。

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