祝日「日本の信徒発見の聖母」について~常任司教委

12月5日、東京・潮見の日本カトリック会館で開かれた常任司教委員会において、「日本の信徒発見の聖母」の祝日について話し合われました。 これまで、「長崎信徒発見の記念日」は、3月17日に任意に祝われてきています。この日を、 […]

12月5日、東京・潮見の日本カトリック会館で開かれた常任司教委員会において、「日本の信徒発見の聖母」の祝日について話し合われました。

これまで、「長崎信徒発見の記念日」は、3月17日に任意に祝われてきています。この日を、「日本の信徒発見の聖母」の名称で、日本固有の祝日とするよう申請していたものが、10月28日、教皇庁・典礼秘跡省より承認されました。

実際に導入されるのは、2015年の3月17日からとなります。これは信徒発見の150周年の記念日となります。これに向けて、この祝日の典礼のための「公式祈願」「聖書朗読箇所」が今後、日本で検討され、典礼秘跡省に申請して承認を得ることとなります。

また、導入されるまでのこの1年余りの期間、新しい祝日の意義、つまり「信徒発見」は日本のカトリック教会復活の“出発点”であり、220余年にわたる司祭不在の中でも信仰伝達が行われてきたという事実を、日本の教会全体に周知するよう、司教団は努めるとしています。

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