教皇、新枢機卿を発表

12日のバチカン放送によると、教皇フランシスコは同日、16人の教皇選挙権を持つ枢機卿(80歳未満)を任命しました。内訳は、欧州から6人(うち4人は教皇庁から)、カナダから1人のほか、アジア・アフリカ・中南米から9人が選ば […]

12日のバチカン放送によると、教皇フランシスコは同日、16人の教皇選挙権を持つ枢機卿(80歳未満)を任命しました。内訳は、欧州から6人(うち4人は教皇庁から)、カナダから1人のほか、アジア・アフリカ・中南米から9人が選ばれています。

アジアからは、韓国・ソウル教区のヨム・スジョン(廉洙政)大司教(=写真)が、韓国で3人目の枢機卿に任命されました。ヨム新枢機卿は、昨年11月に金沢で開かれた「日韓司教交流会」にも参加し、日本の司教らとさまざまな意見交換をするなど、交わりの時を持ちました。
また、フィリピンからは教皇庁正義と平和評議会やFABC(アジア司教協議会連盟)などでも活躍した、オルランド・ケベド大司教(コタバト教区)が選ばれました。
日本については、濱尾文郎(2007年没)、白柳誠一(2009年没)両枢機卿が逝去した後、枢機卿は不在です。

新枢機卿の親任式は、2月22日、バチカンにて執り行われます。

これに併せて、3人の名誉大司教(80歳以上)が枢機卿(同選挙権のない)に任命されています。

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