「東日本大震災被災者のための祈りⅡ」決定、および、3周年の司教団ミサ

2月に行われた臨時司教総会において、東日本大震災復興支援の継続について話し合われました。 その結果、引き続き、長崎・大阪・東京の3教会管区が主体となって取り組む支援体制を、今後さらに3年間継続することが決まりました。 併 […]

2月に行われた臨時司教総会において、東日本大震災復興支援の継続について話し合われました。 その結果、引き続き、長崎・大阪・東京の3教会管区が主体となって取り組む支援体制を、今後さらに3年間継続することが決まりました。

併せて、大震災3年目にあたり、新たな祈り、「東日本大震災被災者のための祈りⅡ」が決まり、今後、全国の教会で祈るように呼び掛けられています。

東日本大震災被災者のための祈りⅡ

父である神よ、
すべての人に限りないいつくしみを注いでくださるあなたに、
希望と信頼をこめて祈ります。
東日本大震災によって今もなお苦しい生活を送り、
原発事故によって不安な日々を過ごす人々の心を照らし、
希望を失うことがないよう支えてください。
また、亡くなられた人々には、永遠の安らぎをお与えください。
すべての人の苦しみを担われたキリストがいつもともにいてくださることを、
わたしたちがあかしできますように。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
(2014年2月18日 日本カトリック司教協議会認可)

◎この祈りの各国語版を、大阪教区の「東日本大震災支援プロジェクト」が作成しています。

◎「東日本大震災被災者のための祈りⅡ」の公式英語訳ができました。

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◎なお、3月10日(月)午後6時より、宮城県仙台市のカトリック元寺小路教会において、司教団主催による、「東日本大震災犠牲者追悼と復興祈願ミサ」が開かれます。

日本全国のカトリック教会は、2011年3月の大震災発生以来、地元、仙台教区と協力し、被災3県に主に9つの支援拠点(左図)を設け、支援活動を続けて参りました。先週閉幕した「臨時司教総会」で、今後3年間の支援継続を決定したところです。

国内において小さなカトリック教会の支援には限りがありますが、地域に根ざす各教会・支援拠点を通じ、引き続き、被災地の復興支援に精励していきたいと考えております。3年目の一つの区切りとして、本ミサをささげるため、全国から責任者である司教が集います。

みなさん、多くの方のご参加をお待ち申し上げます。

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