教皇パウロ六世、10月に列福

5月10日の教皇庁発表によると、教皇フランシスコは9日、教皇パウロ六世(1963-78年在位)によるとりつぎの奇跡を認定し、ことし10月19日、バチカンにおいてその列福式を行うことを決定しました。 列福式当日は、家庭をテ […]

5月10日の教皇庁発表によると、教皇フランシスコは9日、教皇パウロ六世(1963-78年在位)によるとりつぎの奇跡を認定し、ことし10月19日、バチカンにおいてその列福式を行うことを決定しました。

列福式当日は、家庭をテーマとして開かれる世界代表司教会議(シノドス)第3回臨時総会(10月5日開催)の最終日に当たります。


バチカン放送局による、同教皇の経歴は以下の通り。

第262代教皇パウロ六世(ジョバンニ・バッティスタ・モンティーニ)。1897年、北イタリア・ブレーシャ近くのコンチェージオ生まれ。1920年、ブレーシャで司祭叙階。1937年、国務省総務局長。1954年、ミラノ大司教。教皇ヨハネ二十三世逝去後の教皇選挙で選出される。ヨハネ二十三世が開催した第二バチカン公会議を受け継ぎ、多くの実りをもたらし、1965年に閉会。1964年には聖地を訪問し、コンスタンチノープル総主教アテナゴラスと会見したほか、多くの海外司牧訪問を行い、初めて5大陸を訪問した教皇となった。1968年、生命の尊さを説いた回勅「フマネ・ヴィテ」を発表。1978年8月6日、カステル・ガンドルフォ教皇公邸で逝去。

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