「パキスタンのマザー・テレサ」、国葬

パキスタンでハンセン病対策に生涯をささげ、「パキスタンのマザー・テレサ」と呼ばれたドイツ人修道女の国葬が8月19日、パキスタンのカラチで営まれました。バチカン放送(英語)が伝えました。 ルーツ・ファウ修道女は8月10日、 […]

パキスタンでハンセン病対策に生涯をささげ、「パキスタンのマザー・テレサ」と呼ばれたドイツ人修道女の国葬が8月19日、パキスタンのカラチで営まれました。バチカン放送(英語)が伝えました。

ルーツ・ファウ修道女は8月10日、カラチ市内で亡くなりました。87歳でした。葬儀はカラチのカテドラル聖パトリック大聖堂で行われ、同国のフセイン大統領らも参列しました。

ファウ修道女はパキスタン最初のハンセン病専門病院をはじめ、同国に150カ所以上の医療施設をつくってきました。

ファウ修道女は1929年、ドイツ・ライプツィヒ生まれ。50年代に大学で薬学を学び、修道会(Daughters of the Heart of Mary)に入会。60年からパキスタンで働いていました。

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