全国から信徒が参加し「新福音化の集い」

日本カトリック司教協議会の新福音化委員会(委員長・諏訪榮次郎司教=高松教区)は10月20日(金)~22日(日)、東京・江東区の日本カトリック会館で、「新福音化の集い―日常の中で福音を生きる―」を開きました=写真。全国から […]

日本カトリック司教協議会の新福音化委員会(委員長・諏訪榮次郎司教=高松教区)は10月20日(金)~22日(日)、東京・江東区の日本カトリック会館で、「新福音化の集い―日常の中で福音を生きる―」を開きました=写真。全国から29人の信徒が集まり、2泊3日でワークショップなどを行いました。

この集いが開かれた理由は、「福音宣教推進全国会議」(NICE/第1回は1987年・京都)以降の動きを十分分かち合い、福音と社会をどう結び付けるかについて、全国に励ましのメッセージを送るという「宿題」が同委員会に課せられていたためです。そのために、まず現実の声を聞くことが目的でした。

各教区から2人ずつ集まった参加者は、同委員会が各司教に人選を依頼していた方々です。皆さん、ほぼ初対面でしたが、初日からすっかり打ち解け、話がはずみ、真剣に討論しました。中には、東日本大震災や阪神淡路大震災の後の支援活動に関わった人たちもいました。

初日には同委員会の担当司教、岡田武夫大司教(東京教区)が基調講演をしました。同大司教は、第2バチカン公会議から「NICE」に至る、社会に開かれた教会への歩みを説明しました。NICEが開かれてすでに30年。参加者の中にはNICEを「初めて聞いた」と言う人も少なくありませんでした。その事実は同委員会の司教や司祭らにとって、驚きであり、新鮮でもありました。

会議で出された声は新福音化委員会によってまとめられ、司教団に報告される予定です。

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