ウェイン・バーント神父、那覇教区司教に/叙階式は2月12日

教皇フランシスコは、那覇教区のべラルド押川壽夫司教(コンベンツアル聖フランシスコ修道会)の引退願いを受理し、沖縄・与那原教会の主任司祭ウェイン・バーント神父(カプチン・フランシスコ修道会)を同教区の新しい司教として任命し […]

教皇フランシスコは、那覇教区のべラルド押川壽夫司教(コンベンツアル聖フランシスコ修道会)の引退願いを受理し、沖縄・与那原教会の主任司祭ウェイン・バーント神父(カプチン・フランシスコ修道会)を同教区の新しい司教として任命しました。バチカンが12月9日に発表しました。
世界中で、自国出身者が司教になる流れが定着してきた中、外国人が日本で司教となるのは、沖縄返還前の1968年に叙階されたレイ司教(琉球使徒座管理区長)を除き、1941年にキノルド司教(札幌)、ルミュー司教(仙台)、ブルトン司教(福岡)が退任して以来、約80年ぶりのこととなります。

叙階式の日程が、以下の通り発表されました。

日時:2018年2月12日(月、祝)午後2時より
場所:カトリック安里教会[地図]

バーント被選司教は1954年5月15日米国ウースター教区フィッチバーグ(マサチューセッツ州)生まれ。カプチン・フランシスコ修道会に入会し、1981年に来日。1983年に米国で司祭に叙階されました。以来、那覇教区やさいたま教区で働いてきました。

那覇教区は1972年に設立されましたが、それ以前の琉球使徒座管理区の時代には、フェリックス・レイ師(カプチン・フランシスコ修道会/後の司教)が管理区長を務めていました。

レイ師は1972年に急逝、石神忠真郎師(同会)が教区司教になりました。石神司教は1997年に引退し、同年5月25日、押川師が那覇教区司教として叙階されました。

那覇教区は信者数約6,200人。小教区は13で、23人の司祭(司教を含む)、4人の助祭、1人の修道士と64人の修道女が働いています。(2016年12月現在)

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