韓国教会、南北首脳会談を歓迎

5月3日のUCAニュースによると、韓国のカトリック教会は、4月27日に行われた、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領による歴史的な首脳会談を歓迎する声明を発表しています […]

5月3日のUCAニュースによると、韓国のカトリック教会は、4月27日に行われた、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領による歴史的な首脳会談を歓迎する声明を発表しています。

「板門店宣言は非常に重要であり、それは完全なる非核化を通じて、平和と統一への道を開きました」と、韓国・ソウル教区のヨム・スジョン(廉洙政)枢機卿(=写真)は4月30日、述べました。

「二人の指導者が平和の名のもと、銃を置き、手を取り合うよう双方を励まそうとする行動をとろうとした努力を歓迎します。ついにわたしたちの地に回復される、持続可能な平和を目にすることができるよう期待しています」と付け加えています。

さらに、韓国カトリック司教協議会会長である、クァンジュ(光州)教区のキムヒジュン(金喜中)大司教は、この首脳会談の結果を強く賞賛しています。

「この出来事により、対立と紛争の長い歴史が終わりを告げ、朝鮮半島の共存と平和に関する歴史の新たな1ページが始まりました」と、4月29日に語っています。

「このことが、北東アジア、さらには世界中における平和への足掛かりになるよう願っています」と述べました。

「平和のために大切なことは、相互理解を通して、互いに対する偏見を捨て去ることです。このことは、宗教者たちの交流を拡大することにより、促進できるでしょう」とも付け加えています。

「わたしたちカトリック教会としても、朝鮮カトリック教会協会と連絡をとり、さらなる交流の機会を模索することになるでしょう」

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