「潜伏キリシタン関連遺産」世界遺産に登録

新聞等で既報のとおり、バーレーンで開かれていたユネスコ=国連教育科学文化機関の世界遺産委員会は6月30日、長崎、熊本の両県に広がる「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を世界遺産に登録すると決定しました。国内で22件 […]

大浦天主堂(長崎市)

新聞等で既報のとおり、バーレーンで開かれていたユネスコ=国連教育科学文化機関の世界遺産委員会は6月30日、長崎、熊本の両県に広がる「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を世界遺産に登録すると決定しました。国内で22件目の世界遺産となります。

これに関連し、司教協議会会長の髙見三明大司教(長崎教区)は次のように談話を、6月30日に発表しています。

崎津教会(天草市)

この中で髙見大司教は、今回の世界遺産登録に感謝を表し、これらの遺産が有する歴史的背景や意義について解説しています。

おわりには、「世界遺産と認められた教会はそのほんの一部ですが、キリシタンの繁栄と潜伏と復活の歴史を静かに証ししています。世界遺産と認められた教会だけではなく、他の教会を訪れるとき、それぞれの背後にある人々の歴史に思いを馳せ、こころの糧にしていただければ幸いです」と述べ、教会堂保全のための継続的な支援と、拝観の際のマナー順守について、協力を願っています。

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