広島教区より「津和野・乙女峠の証し人」が発刊されました

 1868〜1873年、明治政府は、浦上四番崩れによって西日本各地に流配されたキリスト信者約3400人に神道への改宗を迫って厳しく迫害しました。  信者たちの無抵抗の抵抗によって、明治政府は、1873年2月にキリスト教禁 […]

 1868〜1873年、明治政府は、浦上四番崩れによって西日本各地に流配されたキリスト信者約3400人に神道への改宗を迫って厳しく迫害しました。
 信者たちの無抵抗の抵抗によって、明治政府は、1873年2月にキリスト教禁教の高札を撤廃しました。
 腕力やペンの力ではなく、市井の男女が非暴力によって人権を取り戻した事実は、世界にも例がありません。
 他方、6年にわたる過酷な迫害の結果、全国で700人近くの信徒が、いのちを落としました。

 広島司教区は、浦上四番崩れで島根県・津和野の乙女峠に流配され、信仰を証ししていのちを落とした37人の列聖運動を進めています。
 ここに紹介する冊子は、浦上四番崩れとそれに続く迫害、信教の自由の実現までの経緯を紹介しています。



「津和野・乙女峠の証し人」

企画: カトリック広島司教区 列聖委員会
発行: ドン・ボスコ社
判型: A5 判 42ページ オールカラー
頒布価格 110円 (税込み)

PAGE TOP