「一般ローマ暦(改訂版)」について 本年1月に発表した口語版の「諸聖人の連願」では、聖人の名前に、将来の『ミサ典礼書』改訂版に掲載される「一般ローマ暦」で使用する新しい表記を採用しました。これを受けて、2025年度の待 […]
「一般ローマ暦(改訂版)」について
本年1月に発表した口語版の「諸聖人の連願」では、聖人の名前に、将来の『ミサ典礼書』改訂版に掲載される「一般ローマ暦」で使用する新しい表記を採用しました。これを受けて、2025年度の待降節第1主日(2024年12月1日)から、ミサや「教会の祈り」などの典礼全般においても新しい固有名詞表記を使用していくこととなりましたので、「一般ローマ暦」の改訂版を公表します。
今後の具体的な対応は以下のとおりです。
- ミサや「教会の祈り」においては、従来の公式祈願の中に聖人の名前が用いられている場合、新しい表記に置き換えて唱えてください。『毎日のミサ』は12月号から、公式祈願中の固有名詞を新しい表記に置き換えて記載します。ただし、祝日用のアレルヤ唱(『典礼聖歌』276、277)と叙唱のタイトル部分に含まれる「聖母の被昇天」「無原罪の聖マリア」などは、引用元の『典礼聖歌』と『ミサの式次第(2022新版)』が新しい固有名詞表現に未対応のため、従来の名称のまま記載します。
- 近年、「一般ローマ暦」に加わった聖人のミサで用いる公式祈願は「補遺」としてカトリック中央協議会ウェブサイトに掲載してきました。この「補遺」に用いられている聖人の名前も新しい表記に置き換えて掲載します。
- 『教会の祈り』ならびに『毎日の読書』に記載されている聖人の名前を新しい表記に置き換えて発行できるか否かは今後検討します。
- 『教会暦と聖書朗読』と『カトリック教会情報ハンドブック』は、今秋発行される2025年度版から、新しい表記を採用します。
2024年10月1日
日本カトリック典礼委員会