1995年1月17日に発災した、阪神・淡路大震災から30年が経とうとしています。この年は「ボランティア0年」とも言われ、多くのボランティアが現地に駆けつけ、支援活動を行いました。カトリック教会でも、被災地のカトリック教 […]
1995年1月17日に発災した、阪神・淡路大震災から30年が経とうとしています。この年は「ボランティア0年」とも言われ、多くのボランティアが現地に駆けつけ、支援活動を行いました。カトリック教会でも、被災地のカトリック教会が拠点となり、全国からのボランティアを受け入れ、地域の人々とともに活動を行いました。
この阪神・淡路大震災から始まった自然災害へのボランティア活動は、東日本大震災や、その後の自然災害支援へと引き継がれています。
カトリック中央協議会復興支援室では、この震災から30周年の節目として、その拠点の一つである、カトリックたかとり教会(鷹取教会)で支援活動に当たって来られた神田裕神父から30年の歩みについて伺い、阪神・淡路大震災以降の教会による自然災害への対応を振り返り、これからの教会の自然災害時の被災地支援について考える機会になればと、座談会を企画しました。
座談会の動画は3部形式です。
① 阪神・淡路大震災、特にたかとり教会30年の歩みを聴く(Fr.神田)
「鷹取救援基地」として、発災当時から支援活動の拠点として活動し、「たかとりコミュニティセンター」として現在も活動を続けているたかとり教会の30年を神田裕神父とともに対談形式で振り返ります。
② 東日本大震災以降の自然災害への教会の取り組みの特徴(東日本大震災、西日本豪雨、熊本地震、秋田豪雨、能登半島地震)
2022年には今後も起こりうる自然災害に教会として取り組むべく、カトリック中央協議会内に復興支援室が設置、災害対応経験者によるERST(緊急対応支援チーム)が組織されました。東日本大震災以降、カトリック教会が取り組んできた災害対応について、支援経験者であるERSTメンバーが分かち合います。
③ これからの教会ならではの支援のあり方とは?
阪神・淡路大震災から30年を振り返り、教会の支援の強みや、これからの教会ならではの支援のあり方について考え、分かち合います。