2025年4月28日(月)、教皇庁広報部は以下の発表を行いました。 本日午前9時(日本時間同日午後4時)から、第5回枢機卿総会が祈りの時をもって始まりました。180名以上の枢機卿が出席し、うち100名余りは選挙権を有する […]
2025年4月28日(月)、教皇庁広報部は以下の発表を行いました。
本日午前9時(日本時間同日午後4時)から、第5回枢機卿総会が祈りの時をもって始まりました。180名以上の枢機卿が出席し、うち100名余りは選挙権を有する枢機卿でした。
祈りの後、使徒憲章『使徒座空位と教皇選挙』(Universi Dominici Gregis)の規定に従い、宣誓式が行われました。
続いて、使徒憲章の規定どおり、カメルレンゴを補佐する3名の枢機卿から成る特別会議の構成員が更新されました。
今回は、教皇庁財務評議会議長としてラインハルト・マルクス枢機卿を承認しました。他の2名は抽選で選ばれました。ルイス・アントニオ・タグレ枢機卿とドミニク・マンベルティ枢機卿です。
総会の中で20名が発言を行いました。発言は、教会の未来に特別に関係するテーマを取り上げました。現代世界との関係、いくつかの際立った課題、福音宣教、他宗教との関係、虐待問題です。これらの課題に効果的に答えるために新しい教皇がもつべき資質についても語られました。
さらにコンクラーベ開始日が決定されました。コンクラーベは5月7日(水)午前から、サンピエトロ大聖堂での「ローマ教皇選出のための」(pro eligendo Romano Pontifice)ミサをもって開始します。枢機卿団は午後、システィーナ礼拝堂に入り、投票を開始します。
最後に、使徒憲章の定めどおりに、明日(4月29日)、午前9時から、サン・パオロ・フオリ・レ・ムーラ修道院長のドナート・オグリアリ師が第1回黙想を行うことが通知されました。
総会は午後0時25分(日本時間同日午後7時26分)に終了しました。
コンクラーベが行われるシスティーナ礼拝堂の工事は間もなく始まる予定です。
今後の総会は、5月1日(木)と5月4日(日)を除いて、毎日午前9時から行われます。枢機卿総会が変更を決める場合があります。