シンポジウム「東日本大震災から15年-この経験から見えてくるもの」 2011年3月11日に発災した東日本大震災と、その直後の東京電力福島第一原発事故による放射能災害から15年が経ちました。 阪神・淡路大震災が発災した […]
2011年3月11日に発災した東日本大震災と、その直後の東京電力福島第一原発事故による放射能災害から15年が経ちました。
阪神・淡路大震災が発災した1995年は、「ボランティア0年」とも言われ、個々のボランティア中心の支援活動が行われましたが、その後NPO法案が可決され、行政と社会福祉協議会の取り決めにより、災害ボランティアセンターが設置されることとなりました。
こうした状況を背景に東日本大震災では、支援団体としての取り組みや、社会福祉協議会災害ボランティアセンターとの連携調整がより一層重要な役割を果たすようになりました。
日本のカトリック教会も、「カトリック仙台教区サポートセンター」を設置し、包括的な支援体制が構築されました。さらに、各被災地域にカリタスベースが設置され、地域に根差した活動、地域と連携した取り組みが行われました。カリタスベースは北から順に、カリタス宮古ベース(札幌教区)、カリタス大槌ベース(長崎教会管区)、カリタス釜石ベース(仙台教区)、カリタス大船渡ベース(大阪教会管区)、カリタス米川ベース(仙台教区)(現在:一般社団法人 カリタス南三陸)、カリタス石巻ベース(仙台教区)、カリタス塩釜ベース(仙台教区)、カリタス原町ベース(東京教区カトリック東京ボランティアセンター)(現在:一般社団法人 カリタス南相馬)、もみの木(さいたま教区)等が各被災地域に設置されました。
また、これらのベース立ち上げ運営の経験を基に、CJ-ERST(カリタスジャパン緊急対応支援チーム)が設置され、秋田の水害や、能登半島地震でも迅速に対応が行われてきました。さらに、各教区での災害ワークショップ等を展開しています。
こうした歩みを踏まえ、カトリック仙台教区とカリタスジャパンでは共催で、東日本大震災から15周年の節目として、シンポジウム「この経験から見えてくるもの」を開催しました。
まず、カトリック仙台教区司教で元カリタス大船渡ベースのベース長であった、ガクタン司教より冒頭の挨拶と趣旨の説明がありました。
シンポジウムには、元仙台教区サポートセンターのスタッフで、カリタス仙塩のメンバーである園部氏。カリタス大船渡ベースの二代目事務局長で大阪高松教区の職員であり、CJ-ERSTのメンバーでもある深堀氏。当時カリタスジャパンの秘書であり、仙台教区サポートセンター事務局長を務めたカリタスジャパン責任司教の成井新潟教区司教が登壇しました。
