教皇レオ十四世、2025年9月7日、「お告げの祈り」でのことば

2025年9月7日(日)にサンピエトロ広場でささげられた列聖式ミサの終わりに行った「お告げの祈り」の前に述べたことば(原文イタリア語)。 カルロ・アクーティスの列聖式は、4月27日(日)の復活祭第二主日(神のいつくしみの […]

2025年9月7日(日)にサンピエトロ広場でささげられた列聖式ミサの終わりに行った「お告げの祈り」の前に述べたことば(原文イタリア語)。
カルロ・アクーティスの列聖式は、4月27日(日)の復活祭第二主日(神のいつくしみの主日)のティーンエイジャーの祝祭の機会に挙行が予定されていたが、4月21日の教皇フランシスコの逝去により、同日、延期が発表され、6月13日の枢機卿会議で9月7日にピエル・ジョルジョ・フラッサーティとともに列聖されることが発表された。


 親愛なる兄弟姉妹の皆様。

 この――待ちに待った!――祭儀を終える前に、二人の新しい聖人を祝うために来てくださった数多くの皆様にご挨拶と感謝を申し上げたいと思います。司教と司祭の皆様に心よりご挨拶申し上げます。公式代表団と行政機関の皆様を敬意をこめて歓迎申し上げます。

 このような雰囲気の中で、昨日、教会が二人の新しい福者によって豊かにされたことを喜びをもって思い起こします。エストニアの首都タリンでは、ソヴィエト政権の教会に対する迫害の中で1942年に殺害された、イエズス会士のエドゥアルド・プロフィットリッヒ大司教(1890-1942年、在位1931-没年)が列聖されました。また、ハンガリーのヴェスプレームでは、暴行しようとした兵士に抵抗したために1945年に殺害された若い信徒のマリア・マグドルナ・ボディ(1921-1945年)が列福されました。福音のすばらしさを勇気をもってあかししたこの二人の殉教者のゆえに主をたたえたいと思います。

 とくに聖地とウクライナ、また戦争によって血塗られた他のすべての地における平和のための絶えざる祈りを、聖人とおとめマリアの執り成しにゆだねます。政治指導者に繰り返して申し上げます。良心の声に耳を傾けてください。死と破壊の種を蒔きながら、武力によって達成された見かけ上の勝利は、実際には敗北であり、決して平和と安全をもたらしません。神は戦争ではなく平和を望まれます。そして、憎しみの連鎖から抜け出し、対話の道を歩もうと努める人々を支えてくださいます。

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