ソウル大会に向けて――WYDのテーマ

 教皇フランシスコは、WYDソウル大会テーマに、ヨハネによる福音書16章33節を選びました。最後の晩さんの席で弟子たちに語ったイエスのことばです。数々の難題を抱える世界にあって、このテーマは、キリストは恐れと罪と死に打ち […]

 教皇フランシスコは、WYDソウル大会テーマに、ヨハネによる福音書16章33節を選びました。最後の晩さんの席で弟子たちに語ったイエスのことばです。数々の難題を抱える世界にあって、このテーマは、キリストは恐れと罪と死に打ち勝った――その揺るがぬ真実を思い出させてくれます。復活への信仰に根ざして希望しなさい、勇気を出しなさい、と招いています。楽観的に待つのとは違います。

 キリストは生きて、存在しておられる――。その事実をよりどころとした、大胆不敵の信頼を願ってのテーマです。

 この時代、世界中で、若者たちは紛争、経済的苦境、先行きの不透明さなど、さまざまな難題に直面しています。それでも若者たちは、恵みを受けての2027年WYDソウル大会で、「地の塩、世の光」となる喜びが得られるでしょう。若者どうしの出会いによって、無条件の愛に触れ、「希望の巡礼者」、「勇敢な宣教者」として、再び世界へ派遣されるための力を得るはずです。

さあ、

希望をもって喜びのうちに (第38回2023年WYDテーマ参照)
へこたれずに (第39回2024年WYDテーマ参照)
あなたの出会ったキリストを、あかしする者となって (第40回2025年WYDテーマ参照)
勇気を出して (第41回2026年WYDテーマ参照)

ソウルに向けての旅路を歩んでいきましょう!

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