
2025年11月23日(日)、王であるキリストの祭日にささげた聖歌隊の祝祭ミサの終わりに「お告げの祈り」を唱える前に述べたことば(原文イタリア語)。 ナイジェリア西部ナイジャ州のパピリで11月21日(金)、キリスト教系学 […]
ナイジェリア西部ナイジャ州のパピリで11月21日(金)、キリスト教系学校のセント・メアリー学校が武装集団に襲撃され、生徒315人、教師21人が拉致された。ナイジェリア・キリスト教協会(CAN)は、生徒50人が21日から23日にかけて脱出したと明らかにした。
親愛なる兄弟姉妹の皆様。
ご一緒に「お告げの祈り」を唱える前に、今日の聖歌隊の祝祭に参加した皆様、とくに世界のあらゆるところから来られた聖歌隊の皆様にご挨拶申し上げたいと思います。ご参加くださり、感謝します。主が皆様の奉仕を祝福してくださいますように。
他のすべての巡礼者の皆様、とくにテラモ・アトリ教区のイタリア・キリスト教労働者協会(ACLI)と、ウクライナのいくつかの教区から来られた信者の皆様にご挨拶申し上げます。この広場の愛の抱擁と祈りを故国にもたらしてください。
ナイジェリアとカメルーンで司祭、信者、学生が誘拐されたことに関するニュースを深い悲しみをもって受け取りました。誘拐された多くの若者と、苦しみのうちにあるそのご家族に対して深い悲しみを感じます。人質の即時解放を心から呼びかけるとともに、関係当局に対し、解放を確実なものとするための適切で時宜を得た決定を行うことを求めます。これらのわたしたちの兄弟姉妹のために、また、教会と学校がつねにどこにおいても安全と希望の場であり続けられるために祈りたいと思います。
今日、全世界の教区で「世界青年の日」が行われます。さまざまな祝祭と行事に参加するかたがたを祝福し、霊的に抱擁します。王であるキリストの祭日にあたり、祈ります。すべての若者が主に従い、愛と正義と平和のみ国に自分をささげることのすばらしさと喜びを見いだすことができますように。
トルコとレバノンへの使徒的訪問(11月27日-12月2日)が近づいてきました。トルコではニケア公会議1700周年を記念します。そのため、この歴史的な出来事を記念する使徒的書簡『信仰の一致のうちに』(In unitate fidei)を今日、公布しました。
今、おとめマリアに向かって、これらの意向のすべてと、わたしたちの平和のための祈りをその母としての執り成しにゆだねます。
