2026年「性虐待被害者のための祈りと償いの日」にあたって 日本の教会では、教皇フランシスコの意向に従って「性虐待被害者のための祈りと償いの日」を四旬節・第二金曜日を祈りと償いの日と定め、2026 年にあっては、来る […]

2026年「性虐待被害者のための祈りと償いの日」にあたって
日本の教会では、教皇フランシスコの意向に従って「性虐待被害者のための祈りと償いの日」を四旬節・第二金曜日を祈りと償いの日と定め、2026 年にあっては、来る 3 月 6 日がこの日にあたります。
四旬節は償いと回心の時ですが、この日を教会全体として、罪を償い、特に性被害に遭った方々のために祈り、またその方々の尊厳が回復されるように尽くす決意をするのです。
最も弱い立場にある人々を守ることがイエスの生き方であるにもかかわらず、教会の指導的立場にある聖職者が過ちを犯し、被害者の方々を深く傷つけました。日本カトリック司教団として、そのことを真摯に受け止め、被害を受けた方々に心より謝罪いたします。
と同時に被害を受けた方々の傷を少しでもいやすために、教会内外のいわゆる外部専門家の方々とも協力し、ふさわしく対応していきたいと思います。
「信頼が失われることで最も苦しめられるのは、もっとも弱い立場の人、保護を必要とする人です。教会が信頼を得ていれば、透明性、説明責任、評価の実践はその信頼の堅固さに寄与します。このことは未成年者や社会的弱者の保護においてとりわけ重要です。」とシノドス最終文書は述べています。(「シノドス流の教会」97)
教会内には、被害を受けた方々の保護とケア、事例への説明責任と透明性の確保など、信頼を得るためには不十分な点が見受けられます。
今後もともに、いのちの尊厳を守り抜くための努力を怠らない教会、被害を受けた方々と歩みをともにする教会、あらゆる虐待や暴力を見過ごすことなく、すべての人が安心安全のうちに歩める教会、への変革を確固たるものにしていきたいと思います。
