【著作権】『典礼聖歌』を用いたミサの動画配信について
『典礼聖歌』に収められている聖歌を動画配信サービスで配信する際に、著作権の観点から留意する点についてお知らせいたします。典礼聖歌の著作権は、大半の聖歌で曲と詞の管理者が異なっています。以下の「著作権管理者の確認方法」に従って、配信前に著作権の管理者をご確認いただきますようお願いいたします。
JASRACホームページのJ-WIDで管理者を確認する
- 下記リンクよりJ-WIDを開く
https://www2.jasrac.or.jp/eJwid/ - ご利用になりたい聖歌を検索する
・著作者名:作詞者または作曲者の名前
・作品タイトル:聖歌のタイトル ※どちらか一方で構いません
上記を入力して「検索」をクリックする - 検索結果の一覧が表示される 該当する聖歌の欄右端の「詳細」をクリックする
- 聖歌の詳細ページが別タブ(または別ウィンドウ)で開く
- 管理状況(利用分野)の欄で「配信」をクリックすると、著作権管理者が表示される。
【動画投稿サイトで配信する場合】
- 作曲の「所属団体」の欄に「JASRAC」、作詞の「著作者/出版社」の欄に「典礼委員会」と表記のある聖歌について(『典礼聖歌』収録の聖歌は、大半がこのケースです)
- 曲については以下のサイトの上段のチャートで申請が必要になるかを確認します。
https://www.jasrac.or.jp/info/network/pickup/movie.html
チャートで「配信が可能です。」となった場合、曲に関しては申請手続きは不要です。 - 詞については、カトリック中央協議会の管理となりますが、ミサ動画配信に限っては、申請手続きは不要です。
- 曲については以下のサイトの上段のチャートで申請が必要になるかを確認します。
- 作曲と作詞の「所属団体」の欄に「JASRAC」と表記のある聖歌について
以下のサイトの1つ目のチャートを確認します。
https://www.jasrac.or.jp/info/network/pickup/movie.html
チャートで「配信が可能です。」となった場合、申請手続きは不要です。 - 上記 1. 2. 以外の場合には申請が必要になります、事前に申請方法をご確認ください。
例)「ガリラヤの風かおる丘で」:詞の管理者は別府 信男氏。この聖歌を配信する場合は、日本基督教団出版局へ使用許諾申請が必要になります。
【教会のホームページ等に動画をタグ貼付で埋込む場合】
- 上記 1. 2. について、以下のサイトの2つ目のチャートを確認します。
https://www.jasrac.or.jp/info/network/pickup/movie.html
チャートで「ご利用可能です。」となった場合、申請手続きは不要です。
※YouTube以外の動画投稿サイトを埋め込む場合には、許諾手続きが必要となります。
参考)利用許諾手続きが不要となることについて
本来、ミサ動画で聖歌を配信する場合は、曲も詞も例外なく著作物使用の許諾手続きが必要です。しかしJASRACは、次のURLにある動画配信サイト等と大枠で利用許諾契約を締結しています。したがって、個別にJASRACへ許諾手続きを行わずに動画をアップロード・配信できるようになっています。
https://www.jasrac.or.jp/news/20/ugc.html
ただし、JASRACの管理外の楽曲については、個別の利用許諾手続きが必要となります。
本来、ミサ動画で聖歌を配信する場合は、曲も詞も例外なく著作物使用の許諾手続きが必要です。しかしJASRACは、次のURLにある動画配信サイト等と大枠で利用許諾契約を締結しています。したがって、個別にJASRACへ許諾手続きを行わずに動画をアップロード・配信できるようになっています。
https://www.jasrac.or.jp/news/20/ugc.html
ただし、JASRACの管理外の楽曲については、個別の利用許諾手続きが必要となります。
■ミサ動画以外の動画への利用について
ミサ動画以外の動画への『典礼聖歌』の利用については、通常通り著作権物使用許諾申請の手続きをお願いいたします。