ペトロ岐部と187殉教者列福の標語とロゴ

ロゴ

ロゴ

標語

1. 命をかけて「いのち」を生きる
2. ときを超え 今ひびく 福者の祈り
3. 証 ―188― (証 ― 一八八 ―)


ペトロ岐部と187殉教者列福式実行委員会(委員長:髙見三明長崎大司教)は、2008年11月24日(祝・月)の列福式へ向けて、このほど標語とロゴを決定いたしました。
人間の尊厳と信教の自由を守りぬいた殉教者たちの生涯は、時代を超えて現代に生きる私たちに勇気と希望を与えてくれます。彼らの生き様を通してキリストのメッセージを広く世の中の方々に知っていただくために、ペトロ岐部と187殉教者列福式実行委員会は、標語とロゴを作成することにし、「標語・ロゴ選定部会」を設置して昨年12月から一般公募を始めました。その結果、標語1.はカトリック岡山教会(岡山市)の方(投稿者名不明)、2.は東京都北区在住の中村崇史さん、3.は長崎市の長崎巡礼センターの作品、ロゴは、佐世保市在住の長崎日本大学高等学校デザイン美術科2年、馬場かおりさんの作品を採用することに決定いたしました。

※188殉教者ロゴについて使用許諾の申請を希望される方は、「カトリック中央協議会 著作権について」のページから「188殉教者列福 ロゴ使用許諾申請書」フォームを印刷してご使用ください。

ロゴの説明

ロゴ全体は日本(「JAPAN」の「J」)と「舟」を表しています。下にあるラテン語「ペトロ岐部と187殉教者」の文字部分は「波」をイメージし、福音が宣教師たちを通じて日本へもたらされたこと、そして、日本の教会(舟)が神の国の完成に向かって海原を進んでいる姿を象徴しています。
上方の白抜きの円はイエス・キリストの聖体を表わすと同時に、無力(0=ゼロ)な赤子の姿でこの世に来られた神であるキリストの受肉の神秘、受難、死、そして「無限」を意味しています。この「無限」は、永遠の命、完全な命である復活にもつながっています。そのイエス・キリストの聖体を188名の殉教者が両手で支えるように囲み、また下方中央に魚のイメージで描かれたキリストご自身が188名を支え生かしています。
殉教をイメージした赤色を基調に、向かって左端に「パン」を意味する「麦」、右端に「ぶどう酒」を意味する「ぶどうの木の葉」を表現しています。パンとぶどう酒は、キリストがご自身を捧げられた記念として行われるミサの中で使われますので、このロゴの中では、自らの生涯と命を献げた殉教者たちを表しています。

(長崎教区列福式実行委員会)

PAGE TOP