「列福をひかえ、ともに祈る7週間」 のための手引き

印刷する

「列福をひかえ、ともに祈る7週間」のための手引き

ペトロ岐部と187殉教者の列福にちなむ「列福をひかえ、ともに祈る7週間」のための手引きを作成

ペトロ岐部と187殉教者の列福にちなむ「列福をひかえ、ともに祈る7週間」のための手引きを作成
日本カトリック司教協議会 列聖列福特別委員会(委員長:溝部脩 高松司教、委員会事務局:東京都江東区潮見2-10-10、日本カトリック会館内)は、2008年10月5日から全国で行なわれる「列福をひかえ、ともに祈る7週間」のための手引きを作成しました。

教皇代理が列福を宣言する2008年11月24日は、日本の教会にとって、このうえなく大きな記念になることでしょう。
この日、ペトロ岐部と187殉教者は、日本の教会の生きる力として記憶されます。
この日、私たちの先達である殉教者たちは、その生き方とメッセージにより、世界の教会の希望になります。世界の教会の中で、日本の教会が果たしてきた役割は決して小さいものではありません。長く厳しい迫害と聖職者不在のときを生き抜き、現在に至るまで連綿と続く日本の教会は、世界の教会の希望です。
殉教者をとおして示されるすばらしい神の計画を告げ知らせるためには、まず私たちが、その生き方に少しでも触れ、それに近づこうとするこころが大切です。
列福式と、それに先立つ祈りの期間は、そのために神様から与えられた特別のめぐみのときです。また同時に、殉教者が残した「徳」を称えるだけに終わらず、神が日本の教会の上に表わした救いの計画、不思議なみわざを思い起こす好機でもあります。
この祈りの期間は、皆さまの小教区や修道院など信仰共同体の力のみなもとになると思います。新福者の生き方をともに黙想することで、信仰・希望・愛が深まり共同体のきずなが強まることでしょう。
「列福をひかえ、ともに祈る7週間」の間、皆さまの同伴者として手助けできるよう、列聖列福特別委員会は、小さな「手引き」を作成しました。
どうか、一人でも多くのかたが、この「手引き」を活用し、またとないこの祈りのときをともにしてくださるよう、切に希望してやみません。

黙想と祈りの各テーマ

「列福をひかえ、ともに祈る7週間」の黙想と祈りの各テーマ
この手引きは、ペトロ岐部と187殉教者の生涯をその特徴に従って八つのテーマに分け、それぞれにふさわしい聖書と殉教者のことば、黙想に役立つ解説を用意しています。これに従って毎回、約15分、グループまたは個人で各テーマを祈りながら深めることにより、殉教者への認識と理解を深め、その霊性に親しむことができます。
なお設定したテーマは、つぎのとおりです。

  • テーマ1 みことばと確かな信仰
  • テーマ2 信仰のきずなと教会
  • テーマ3 ゆずれないものとまことの自由
  • テーマ4 弱い立場の中に輝く希望
  • テーマ5 復活の福音を担う女性たち
  • テーマ6 父である神の思いを生きる親たち
  • テーマ7 慈しみの秘跡に仕える司祭
  • テーマ8 教会・いのちの秘跡

ダウンロード

「列福をひかえ、ともに祈る7週間のための手引き」のダウンロード
下記から「列福をひかえ、ともに祈る7週間」のための手引き」のPDFファイルをダウンロードしていただけます。

PAGE TOP