パリウム(Pallium)とは?

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パリウム

昔、教皇職に就くミサを戴冠ミサと呼び、教皇はその職権(教権、祭権、牧権)を示す三重の冠を受けていた。
ヨハネ・パウロ1世の時からこれがなくなり、就任式のミサと教皇の権威の象徴であるパリウムを受けるだけになった。
パリウムとは白い羊毛(1月21日、聖アグネスおとめ殉教者の祝日にローマの聖アグネス教会で祝別された羊の毛)で編んだ丸いバンド風のもの(右図参照)で、頭からかぶって肩に掛けるようになっている。前後に同じ布地の垂れがついていて、黒い十字架が刺しゅうしてある。教会の牧者のかたどり、ローマ司教(教皇)の権威の象徴である。
福音書の中に「よい牧者は失った羊を見つけると、これを肩に乗せ……」とある。全世界の信徒を牧する教会の最高指導者としての権威と使命を表す。
今は教会管区大司教にも与えられる。

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