カトリック広島教区(広島県、山口県、島根県、岡山県、鳥取県)

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司教

広島司教 アレキシオ 白浜 満
マーク

広島司教 アレキシオ 白浜 満

  1. 1962年 5月20日 長崎県南松浦郡新魚目町(しんうおのめちょう)生
  2. 1990年 3月19日 司祭叙階
  3. 1993年 1月   サン・スルピス司祭会カナダ管区入会
  4. 2012年 4月   日本カトリック神学院院長
  5. 2016年 6月28日 広島教区司教に選任される
  6. 2016年 9月19日 司教叙階

モットー OMNIA PROPTER EVANGELIUM  『福音のためならどんなことでも』

旗の中央にある赤い円は「愛である神」(一ヨハネ4・8)と、その愛が込められているエウカリスティア(聖体)を示している。そして、旗全体に広がる黄金色は「神のいつくしみ」を表し、教皇フランシスコが制定した「いつくしみの特別聖年」中に、司教任命を受けたことを暗示している。
「愛である神」(赤い円)に連なる3つの星は、イエス、マリア、ヨセフ、すなわち「聖家族」を表している。また、赤い円内の上方に見える「Α(はじめ)とΩ (おわり)が記された書物」は、神の御子イエス・キリストがのべ伝えた「福音」を示し、その下方に描かれている「オリーブの葉をくわえた鳩」(創世記8・11)は、広島教区の固有の目標である「平和の使徒」のシンボルである。
この司教紋章は、「愛である神」によって一つに結ばれ、そのいつくしみに促されて、「福音のためならどんなことでも」(一コリント9・23)受け入れて協力した聖家族のように、5県(山口、島根、広島、岡山、鳥取)に広がる広島教区の神の家族一人ひとりが、自分にできる固有の役割(召命)に目覚め、互いに協働して、神の愛と福音を伝える「平和の使徒」となれるように、という願いが込められている。

歴代教区長

  • ハインリヒ・デーリング(イエズス会) 1923-1928年
  • ヨハネス・ロス(同会) 1928-1940年
  • アロイジオ荻原晃(同会) 1940-1959年
  • ドミニコ野口由松 1960-1985年
  • ヨセフ 三末篤實 1985年-2011年
  • トマス・アクィナス 前田万葉 2011年-2014年

教区小史

 1923年5月4日、大阪司教区から中国5県(広島、岡山、鳥取、島根、山口)が、ドイツのイエズス会に委託され、広島使徒座代理区を設立、初代代理区長にH.デーリング大司教が任命され、岡山に代理区長館を置いた。1928年、デーリング大司教の前任地インドへの赴任に伴い、J.ロス司教が任命され、1939年、中国地方の中心広島に代理区長館を移した。1940年、ロス司教は教区長を辞任、荻原晃師が使徒座任命管理者となった。
 1951年、岡山県、鳥取県がイエズス会から淳心会に移管され、1997年、広島教区に移管されるまで両県の宣教司牧を担当することになる。1959年6月30日、広島使徒座代理区から広島司教区に昇格、同年12月29日、初代司教に野口由松師が任命され、1960年、司教に叙階され、広島教区長として就任した。
 1981年、教皇ヨハネ・パウロ二世は広島を訪れ、「過去を振り返ることは将来に対する責任をになうことです。広島を考えることは、核戦争を否定することです」と全世界に向かって訴えられた。教皇ヨハネ・パウロ二世の広島平和アピールとして知られるこのメッセージは、広島教区に「平和の使徒」として働く使命を与えたばかりでなく、広島市民にも大きな感銘を与えた。
 1985年、野口司教の辞任により、同年3月29日、長崎大司教区の三末篤實師が司教に任命され、同年6月16日に叙階された。2011年5月13日、三末司教の退任に伴い、長崎大司教区の前田万葉師が司教に任命され、同年9月23日に叙階された。2014年8月20日、前田司教は大阪大司教に任命され、9月23日に着座、広島教区は司教座空位となり、肥塚侾司神父が管理者となる。2016年6月28日、白浜満師が司教に任命される。

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