第2回福音宣教推進全国会議を終えて

日本のカトリック教会のみなさん   第2回福音宣教推進全国会議とその答申をどのように活かし、宣教と司牧の現場で 役立てるかについて、わたしたち司教は、1993年度臨時司教総会に集まり、忌憚の ない所感と所見の交換を行いま […]

日本のカトリック教会のみなさん

  第2回福音宣教推進全国会議とその答申をどのように活かし、宣教と司牧の現場で 役立てるかについて、わたしたち司教は、1993年度臨時司教総会に集まり、忌憚の ない所感と所見の交換を行いました。あらためて第2回福音宣教推進全国会議に参加さ れたかたがたの熱意と、司祭、男女修道者、病者、信徒、 その他多くのかたがたが、 お捧げくださったお祈りと犠牲に、司教団を代表して深く感謝申し上げます。 また、 地元長崎教区のみなさんのお祈りと献身的奉仕に心からの謝意を表します。

  わたしたちは、全国会議に向けて積み重ねてこられたみなさんの取り組みの数々を 高く評価し、反省も 踏まえて、これからもみなさんとともに自己と信仰共同体の刷新 と神のみ旨に基づく家庭の育成に努めて まいりたいと思います。

  「家庭の現実から福音宣教のあり方を探る・・神のみ旨に基づく家庭を育てるため に・・」をテーマに開かれた第2回福音宣教推進全国会議の終わりに、司教団に手わた されました、示唆に富んだ貴重な答申「展望・・福音宣教する日本の教会の刷新のため に・・」を活かすための司教団文書は、さらなる考察をかさね、みなさんのご期待にで きるだけ応えうる内容のものにしたいと思っています。それで、わたしたち 司教は、 濱尾文郎、松永久次郎、岡田武夫の3司教を選び、司教団文書の案文づくりにあたって もらうこ ととしました。そして来春3月23日~24日に特別臨時司教総会を開き、 案文を十分に検討してのち、司教団の公式文書として、みなさんにお届けしたいと考 えています。

    わたしたち司教の働きのうえに、聖霊のお導きを引き続きお祈りくださいますよう お願いいたします。

1993年12月17日
司教協議会
会長 島本 要

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