新教皇の第1日

新教皇選出から一夜明けた4月20日(水)、ナバロ報道官から次の発表がありました。

新教皇ベネディクト十六世は、20日午前10時のミサの後、長官を務めていた教皇庁教理省を訪ね、職員のこれまでの協力を心からねぎらいました。Zenitの報道によると、この際、新教皇は、「あなたは年をとると、他の人に帯を締められ、行きたくないところへ連れて行かれる」(ヨハネ21・18)という、使徒ペトロに対するイエスのことばを引用して、職員を笑わせたとのことです。続いて教皇公邸に赴き、使徒座空位の間、施されていた封印を解きました。しかし、新教皇は、当座は、ドムス・サンクタエ・マルタエに宿泊します。
20日の昼食には、ドムス・サンクタエ・マルタエに教皇庁職員を招き、今後の予定を決めました。22日(金)午前にローマにいるすべての枢機卿との会見が行われます。23日(土)午前には報道関係者との会見が行われます。
新教皇は20日午後、これまで住んでいたピアッツァ・デッラ・チッタ・レオニナの宿舎を訪れました。
すでに発表されているとおり、教皇就任ミサは24日(日)午前10時(日本時間同日午後5時)からベネディクト十六世の司式で行われます。
25日(月)午前中には、教皇就任ミサに出席した政府使節との謁見が行われます。

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