「さようなら原発」署名運動 シスターたちが用紙発送に協力

カトリック教会の原発廃止への活動(カトリック新聞より) (カトリック新聞2012年3月11日付より)  日本カトリック正義と平和協議会(正平協)も協力している、脱原発を目指す「さようなら原発1000万人アクション」の署名 […]

カトリック教会の原発廃止への活動(カトリック新聞より)

(カトリック新聞2012年3月11日付より)
 日本カトリック正義と平和協議会(正平協)も協力している、脱原発を目指す「さようなら原発1000万人アクション」の署名運動が、当初、最終としていた第3次締切の2月末を迎えた。この時点で約420万の署名が集まったが、目標の1千万に達していないことから、次の締切を5月末と発表している。
 昨年11月、司教団がメッセージ「いますぐ原発の廃止を」を出したことを受け、正平協以外にも各地の信者が独自に、この運動を支援している。
 2月21日には、同アクション実行委員会に加わっている信徒らの呼び掛けで、60人ほどの修道女らが東京・真生会館に集まり、全国の私立幼稚園8千余りへの署名用紙の送付作業が行われた=写真。発送資金のため、女子修道会をはじめとする寄付も集まった。幼い子を持つ世代がもっとも放射能問題に敏感だろうという考えで、続けて保育園への発送も行われた。
 実行委員会は「目標達成に向け、まだまだこれから」と話す。呼び掛け人の一人、澤地久枝さんはウェブサイト上で、「私たちの意志ですべての原発が永久停止となるように、署名運動をやっていきましょう」と、あらためて呼び掛けている。

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