2月28日までの教皇の日程

2月13日(水)、教皇庁広報部のフェデリコ・ロンバルディ報道官は、教皇の2月28日までの日程を発表しました。

2月14日(木)、ベネディクト十六世はパウロ六世ホールでローマの司牧者の集会に出席します。15日(金)、教皇は「プロ・ペトリ・セディ協会」とルーマニア大統領と会見します。16日(土)、教皇はグアテマラ大統領と会見します。また同じ15日と16日、教皇は教皇庁定期訪問中のイタリアのリグーリアとロンバルディの司教団と面会します。2月28日に予定されていたカメルーンの大統領との会見は中止となりました。2月25日から28日までの期間に予定されていたマルケ州の司教団の教皇庁定期訪問も中止となりました。16日(土)午後6時、教皇はマリオ・モンティ・イタリア首相と、23日(土)午前、ジョルジョ・ナポリターノ・イタリア大統領と会見します。両者が短時間の会見を希望したためです。

17日(日)の「お告げの祈り」の後から23日(土)朝まで、教皇と教皇庁の四旬節の黙想会が行われます。今年の黙想会の指導者はジャンフランコ・ラヴァージ枢機卿です。これまで同様、黙想会の期間中、20日(水)の一般謁見および教皇にかかわる活動はありません。24日(日)、教皇はサンピエトロ広場に集まった信者とともに「お告げの祈り」を唱えます。

25日(月)、教皇は幾人かの枢機卿と私的に会見します。27日(水)の一般謁見はサンピエトロ広場で行われます。教皇職最後の日の28日(木)、ベネディクト十六世はクレメンスの間で枢機卿団と会見します。午後5時、教皇はヘリコプターでカステル・ガンドルフォに向かいます。

使徒座空位期間は3月1日(金)から開始します。教皇が出席するあらゆる訪問と活動は、使徒座空位期間中は行われません。

使徒座空位期間が始まると、コンクラーベを準備するための枢機卿会議も始まります。枢機卿会議では、検討すべき問題、教会の状況が話し合われます。それは、枢機卿団の成員が新しい教皇を選出するための基準を考察するためです。そのため、規定に従い、コンクラーベは使徒座空位期間開始後15日から20日の間に始まります。通常通りに進むならば、コンクラーベは3月15日(金)から19日(火)の間に始まる予定です。コンクラーベ開始日は、枢機卿団が決定するため、今の時点では何日となるかをいうことはできません。

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