移住者は「信仰と希望の旅」の友 移住者は、そのはじめを期待と不安、そしてある場合には恐怖さえ感じながら一歩を踏み出します。それでも前教皇ベネディクト16世はメッセージの中で、移住を「信仰と希望の旅」と位置づけました。そ […]
移住者は「信仰と希望の旅」の友
移住者は、そのはじめを期待と不安、そしてある場合には恐怖さえ感じながら一歩を踏み出します。それでも前教皇ベネディクト16世はメッセージの中で、移住を「信仰と希望の旅」と位置づけました。そうならなければならないという意味を込めているのでしょう。
移住が希望となるためには、「神はご自分の子どもを決して見捨てることはない」という信仰と、「困難に直面しながらも新しく開かれた人間関係を体験すること」が大切です。そのためにも、受け入れる側の教会は移住者と共に生きる共同体にならなくてはいけません。この歩みの中で私たちはお互いに、人生における同じ「信仰と希望」の旅を共にする友となっていくのです。