
1963年12月4日、第2バチカン公会議最初の公文書として『典礼憲章』が可決されました。今年はその50周年に当たっています。『典礼憲章』の発布によって、カトリック教会の典礼は大きく変わり、その影響は他の諸教派にも及んでい […]
1963年12月4日、第2バチカン公会議最初の公文書として『典礼憲章』が可決されました。今年はその50周年に当たっています。『典礼憲章』の発布によって、カトリック教会の典礼は大きく変わり、その影響は他の諸教派にも及んでいます。今回の記念講演会では、はじめにこの50年間の典礼の歩みを振り返るとともに、今後取り組むべき課題について取り上げます。次に、『典礼憲章』が他の諸教派に与えた影響についてエキュメニカルな観点から振り返り、最後に、「信仰年」を迎えたカトリック教会が掲げた新しい福音宣教を推進するうえで、典礼がどのように貢献することができるかを展望します。
この記念講演会を通じて、第2バチカン公会議による典礼刷新の実りを心に刻み、典礼が「教会の活動が目指す頂点であり、同時に教会のあらゆる力が流れ出る源泉であること」(『典礼憲章』第10項参照)を思い起こしていただければ幸いです。
日本カトリック典礼委員会委員長 梅村昌弘
日時: 会場: 料金: |
2013年11月9日(土)10時~16時 カトリック麹町聖イグナチオ教会 ヨセフホール JR中央線・総武線/東京メトロ丸ノ内線・ 南北線「四ツ谷」駅下車 徒歩3分 入場無料 |
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プログラム: | 1.『典礼憲章』発布50周年を迎えて-これまでとこれから フランコ・ソットコルノラ(聖ザベリオ宣教会司祭) 2.『典礼憲章』がもたらしたもの-エキュメニカルな観点から 加藤博道(日本聖公会東北教区主教) 3.新しい福音宣教における典礼の意義-行動的参加の観点から 市瀬英昭(神言修道会司祭) 4.講演者によるシンポジウム 司会:石井祥裕(日本カトリック典礼委員会委員) |
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主催・ お問い合わせ: |
日本カトリック典礼委員会 〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 TEL:03-5632-4445 FAX:03-5632-4465 |